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〒942-0224 上越市頸城区仁野分
仁野分では、特有の土壌と、伝統ある育成技術に基づき、より柔らかく、サクサクした歯ごたえの生姜を育ててまいりました。「仁野分特産 すじなし生姜」というラベルを作り、販売していた頃もありました。
生産農家は激減したとはいえ、今も、その伝統は息づいております。仁野分で生産された、美味しい生姜をご賞味ください。
大量に出回っている生姜は、大規模な圃場で、機械的な管理の下、大量生産されたものが、遠方から運ばれてきます。仁野分生姜の生産が、激減した時期は、太平洋側の産地から、高速道路が開通した頃です。大量生産の安い生姜が、入荷するようになりました。それは、伝統的な味覚の金時生姜ではなく、育てやすい別品種の生姜でした。でも、手間をかけた金時生姜も、引きずられて値崩れし、他の仕事に比べて割に合わなくなりました。
上越には、他にも伝統野菜の認定を受けた作物がありますが、生産が下火になったのは、同じような原因からではないでしょうか?
「地産地消」の取組みが、勧められています。地域の活性化だけでなく、エネルギー価格が高騰し、二酸化炭素の排出量が問題にされ、なるべく、地元で作った物を地元で消費することで、エネルギーの無駄を減らす取組みにもなるのでしょう。
かつて、盛んに作られていた当時ほどの生産は、なかなか難しいですが、先人の苦労をしのびながら、先人の知恵も学んでいきたいと思います。
大量生産の生姜は、なかなか人手が行き渡らず、農薬や化学肥料に頼った生産をしている産地が多いようです。規制されている農薬は、出荷時期に合わせ、残留量を調整しながら使用しているものと推察しますが、気にされるお客様には、敏感な問題です。また、化学肥料の使い過ぎは、土壌中の微生物バランスを崩し、地力を弱らせ、病害虫の被害を受けやすい環境を作ってしまうと、一般には、言われております。
小規模な生産ならでは、可能になること。それは、一株一株の生姜に注意を行き渡らせ、手間をかけること。農薬や化学肥料を減らした生産で、安心・安全な生姜を、お届けしたいと奮闘しております。
管理方法は、生産者により異なりますが、生育情報のページでそれぞれの方法をご紹介します。
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新潟県上越市頸城区仁野分